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【80】TPぼん Annabel Lee 05/5/18(水) 20:32
【81】Re:TPぼん Hiroshi 05/5/19(木) 0:01
【83】Re:TPぼん Annabel Lee 05/5/19(木) 22:16
【89】Re:TPぼん おおはた(管理人) 05/5/21(土) 18:33

【80】TPぼん
 Annabel Lee WEB  - 05/5/18(水) 20:32 -

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    先日、東京神田の三省堂に行ったところ、数年前に嶋中書店から出た「TPぼん」(アイランド・コミックス)全5巻がありました。このシリーズはコンビニ対象の廉価版なのでそうそうたくさん市場に出回るものでもないですが、それでも「TPぼん」で現在最も求めやすい版である中公文庫版には収録されていない話が含まれているところが見物ですね。しかしそれでも5編は未収録のままのようで、ぜひ完全版の出版を望みたいところです。
 ちなみに小生は一時古本屋で安売りされていた、「TPぼん」の中公愛蔵版を古本屋で買って持っていたのですが、引越すときに古本屋に売ってしまいました。この半年後にF先生が亡くなられて、あらためて先生のことを再認識したというわけです。ああ、「タイムホールとタイムとりもち」か「なくし物取り寄せ機」がほしい。(苦笑)それはさておき、この愛蔵版を読んだとき、「奴隷狩り」で終っているのにはなんとも中途半端な印象を受けたのを覚えてます。
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【81】Re:TPぼん
 Hiroshi  - 05/5/19(木) 0:01 -

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   「T.Pぼん」は、10年前まで藤子不二雄ランド版の全5巻のコミックスを持っていました。藤子不二雄ランドの方も「奴隷狩り」を最後で話が終わりました。5巻が発売された翌月に「UTOPIA 最後の世界大戦」が発売され、このコミックが第I期最終巻となって、事実上、藤子不二雄ランドは刊行を終了したのです。
「UTOPIA 最後の世界大戦」には、「T.Pぼん」は、第I期全5巻と表されてたので、第II期が刊行されたときには6巻が出ると思っていましたが、第II期の藤子不二雄ランドは刊行されることはなかったのです。
のちに、中公文庫コミックで全3巻で発売されました。こっちも「奴隷狩り」を最後で終わっています。
藤子不二雄ランドのコミックスをまだ持ってるころに、本屋でオリジナル版の「T.Pぼん」の5巻が売ってるのを見つけたときに、表紙を見てみたら、ユミ子だけではなく、ぼんもアニメ版のコスチュームになってたのを見て、早く藤子不二雄ランドの第II期の続編が見たいと思いました。
10年前に、家の建て直しのときに、仮住まいするときの引越しのときにコミックスを処分してしまったのです。
藤子不二雄ランド版の未収録作品が収録されたアイランド・コミックス版の5巻は立ち読みをしただけでした。このコミックのあとがきに作者のコメントで「T.Pぼんは、まだ終わっていないのです」というのが書いてありました。このコメントは、平成7年に書かれたものだったので、この翌年に亡くなられたのですね。
コミック版「チンプイ」同様、未完の名作のひとつですね、このまんがは・・・・
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【83】Re:TPぼん
 Annabel Lee WEB  - 05/5/19(木) 22:16 -

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   ◆Hiroshiさん:
>コミック版「チンプイ」同様、未完の名作のひとつですね、このまんがは・・・・

 たしかに読返しても、F先生の時空を超えた発想力と該博な知識には驚かざるを得ません。もっといろいろな冒険を見てみたかったですね。
 ちなみに「TPぼん」に関しては、こちらのサイトが詳しいです。(少々古いサイトで、長い間更新が止まっているようですが)

http://www.fujiko-f-fujio.com/fan/tp/

 これによると今までどの単行本にも収録されていないのは以下の5編ですが、なぜアイランド版でも収録されていないのかよくわかりません。なんとかして日の目を見ないものかと思うのですが。

●古代の大病院
●神の怒り
●ローマの軍道
●王妃ネフェルティティ
●ひすい珠の謎
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【89】Re:TPぼん
 おおはた(管理人) E-MAILWEB  - 05/5/21(土) 18:33 -

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   ◆Annabel Leeさん:
> この愛蔵版を読んだとき、「奴隷狩り」で終っているのにはなんとも中途半端な印象を受けたのを覚えてます。

 「奴隷狩り」は、「T・Pぼん」第2部の最終話にあたります。第3部からは、ようやく、ぼんの制服もユミ子と同じ新しい物になるので、ここで一区切りとなっています。愛蔵版がこの話で終わっているのは、FFランド版全5巻と同じ収録内容となっているためです。

 Hiroshiさんが書いていらっしゃいますが、FFランド版は、「第I期」全5巻となっていましたので、もしFFランド第II期が出ていたら、6巻以降が刊行されていたはずです。ランドでは他にも「ドラえもん」や「異色SF短編」なども「第I期」扱いだったので、絶版になる前は、第II期を期待して待っていました。いまとなってははかない望みでしたが。

 さて、「T・Pぼん」にてF先生の生前に5本が未収録として残ってしまったのは、F先生御自身に、まだ続きを描くお気持ちがあったからでしょう。私は未収録を全て読みましたが、第3部で単行本化されている作品と比べて、遜色はないと思います。
 「ぼん」の初刊単行本だった希望コミックスは一冊に6話収録でしたので、せめてもう1話描かれていれば、とりあえず希望コミックス第6巻までは出ていたと思います。
 アイランド版でも収録されなかった理由は、正直言ってよく分かりません。コンビニ版ではなく、いずれ正式な単行本で出してくれるならば歓迎なのですが、今のところそんな動きもありませんし。

 いずれにせよ、「T・Pぼん」が歴史SFの傑作であることには違いありません。後半のエピソードが、やや歴史教育漫画的になってしまったことと、やたらローマの話が多かった点はちょっと気になりますが(笑)。それだけ、F先生もノって描かれていたのでしょう。ぜひ、多くの方に読んでいただきたい作品です。

 
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