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◆Annabel Leeさん:
> 映画「ぼく、桃太郎のなんなのさ」のDVDをレンタルで見ました。これは映画でも頭に「のび太」を冠した一連の作品に比べて地味な印象がありますが、なかなか面白かったです。「夢と冒険」というドラ映画のコンセプトは十分生きているし、のび太がドラえもんに桃太郎の話を説明しようとして「桃から生まれたきびだんご」と言ったり、大山さんの声で桃太郎の絵本を朗読したりするなど、なかなか細かいところもきいています。ちなみに主題歌はOPが「ぼくドラえもん」、EDが「青い空はポケットさ」(1、3番)で、「ドラえもんのうた」も作中で使われました。
> しかしこの話には重大な疑問点があります。というのは、この話の舞台となったのは「今から642年前」「延元2年」と作中で言っていますが、「延元2年」とは西暦では1337年です。こうなると「鬼の正体は船が難破して漂流したオランダ人の船長」という設定はつじつまが合わなくなりますね。1337年はいわゆる大航海時代が始まるずっと前(コロンブスのアメリカ大陸到達は1492年、ヴァスコ・ダ・ガマのインド到達は1498年)で、この時期の日本近海にヨーロッパの船が来ているはずがありません。この船長は「方向オンチ」と言っていますが、この方向オンチぶりは響良牙も真っ青でしょう。第一、この時期にはまだオランダ(ネーデルラント)という国自体が存在していません。話の舞台を戦国時代から安土・桃山時代あたりにすればなんとかなったかもしれませんが、これだと「桃太郎」の話の成立時期と合わなくなるというわけで…。まさか「南海大冒険」に登場した海坊主(正式名称忘れた)が出てきて時空ごとワープしたというわけではないでしょうが。
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確かに言われてみればそうですね。
1337年当時、現在のオランダ地域は神聖ローマ帝国領です(ちなみにオランダ(ネーデルラント)が国として成立したのは1588年)。
もし時空を越えていないのなら、オランダから嵐にあってマゼラン海峡(南米の南)もしくはデービス海峡(北米とグリーンランドの間)・ベーリング海峡(ロシアとアラスカの間)を越え、日本にやってきたことになります(西へ向かった場合)。
当時の航海技術などから言えば、間違いなく1年以上はかかりますね。
凄い大航海です。
時代設定をそのままにし、異国人が流れ着くとするなら、オーストラリア辺りが限界のような気がします…。
と、今気付いたのですが、そのオランダ人は「どこでもドア」で本国に送還されていますよね。
当時の地図って、どこでもドアにインプットされてたんでしょうか…?
「のび太の恐竜」の場合はインプットされてませんでしたが。
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