私の好きな話は、未知とのそうぐう機です。
私個人はドラえもんではギャグのほうが好きなのですが、
この話は、その中でもお気に入りの一つです。
なにが面白いかと言うと、ハルカ星人を見た玉子の反応です。
玉子曰く「まあっ、アザラシなんかつれこんで……。」
そして、さらに「しっ、しっ。」といって、ハルカ星人をほうきでたたく…。
玉子さん、あなたはこの箸を使ってご飯を食べてる得体のしれない生物を、よくほう
きでたたけましたね。
あなたは、アザラシと思ったらしいですが、たとえアザラシであっても犬猫と違いま
すよ、追い払うって…、あなたの町内には野良アザラシでもいるんですか？
と、とにかくうけました。
この話のテレビ版が見たいためにテレビシリーズのビデオを借りてき、
テレビでは、ハルカ星人がビールを飲んでうかれ踊っていました。
酒は全宇宙共通なんですかね。
テレビの最後では、さっきのビールのことで玉子が怒るというオチですが、私はマン
ガのほうが好きですね。
「テレビの見すぎです。」って、玉子さん、本当になんと言うかあなたは…すごい人
ですね。あなたのせいで宇宙戦争になりかけたのに。
蛇足ですが、ハルカ星ではガラスができないというので、「チンプイ」でマール星で
はアルミニウムが貴重というのを、思い出しました。
また、同じてんとう虫コミックス１７巻でバイバインも好きです。
なぜ、最後に栗饅頭を四次元（ポケット）に送らなかったのかなあ。
まあ、そんなこと言ってもしょうがないですが。
今でも宇宙で栗饅頭が無限に増殖しているのでしょうか。
管理人・おおはたより
あの話、一歩間違えば宇宙戦争という重大な事態が、野比家で進行しているという、日常と非日常の組み合わせが面白いです。ママは、日常側の代表と言うわけですね。
「バイバイン」。これについては、もはや改めて言うまでもないでしょう。いつ頃宇宙がくりまんじゅうで埋まるか、計算してみるのも面白いでしょう。
作品メモ：「未知とのそうぐう機」TC17巻、FFランド（絶版）19巻、文庫未来編、自選集上巻に収録
「バイバイン」TC17巻、FFランド（絶版）21巻、文庫恐怖編、自選集上巻に収録