僕の好きな話はてんとう虫コミックス第7巻の「好きでたまらニャい」です。
ぼくが始めてみた「ドラえもんの恋」が描かれた話です。
話の内容としては、とあるメスネコに惚れたドラえもんが、なかなか「友達になりたい」と言い出しにくくて、ぐずぐずしていたけれど、のび他のアドバスにも助けられて(?)ついに打ち明けて友達になれたという話。
今話での見所は、なんといってもドラえもんとのび太のやりとりでしょう。しょっぱなから、ぼんやりしているドラえもんに顔を洗えといって、水をぶっ掛けられる、のびたに笑いました。(笑)
「あいつは来たときから中古ロボットだったから、そろそろガタが来たかな」というセリフも笑えました。休むひまがないくらい全編にわたってギャグが盛り込まれているのが初期のドラえもんらしくて大好きです。
あと、のび太が世話してたり、ひみつ道具がまったく出てこないというのも普段のドラ話とちがって面白いですね。とにかく面白い話です。
個人的に「デブはいやだって」と言いながら、腹をヤスリで削る時のドラえもんの表情が大好きです。(笑)
管理人・おおはたより
「好きでたまらニャい」は、豪快な性格のドラや、のび太に留守番を押しつけてスネ夫を遊びに行くしずちゃんなど、初期作品ならではの見所が満載ですね。普段とはドラとのび太の立場が逆転して、のび太が色々とアドバイスをしている点も面白いです。
作品メモ:「好きでたまらニャい」TC7巻、FFランド(絶版)16巻、文庫恋愛編に収録