◆黒幕 組合 さん:
>たしかアリを倒す方法が「アリはジャイアンの歌に弱い!」でジャイアン二人起こりもせずに意気揚々と唄ってやっつけるどうしようもない話だったはず。
観直してみると、何の脈絡もなく「ジャイアン、唄って!」→アリが苦しむ、のひねりが無い展開で、もうちょっと適当な理屈でも入れておいた方がよかったのでは、と思ってしまいました。
おまけに、事件解決後ジャイアン二人は、「デュエットできて楽しかったぜ」なんて言っていますし。
ただ、「ガラパ星」は原作も50ページ引っ張った割にはオチはショボいですから、いい勝負のような気もします。
>絵も変でのび太の顔がキモかった記憶があります
この回では、映画「ドラえもんズ」の作画監督を務めていた高倉佳彦氏が、一度限りドラ本編の作画監督として参加しており、キャラクター全般に違和感があるのですが、のび太は特に、妙に鼻がでかくて気持ち悪く感じます。
ドラえもんの顔は、当時のドラズ映画での顔そのまんまですから、観れば一目瞭然でわかるでしょう。
高倉氏は「エスパー魔美」「チンプイ」あたりではちゃんと藤子キャラとして魅力的な絵を描かれていたのですが、「21エモン」あたりから、藤子キャラからずれた絵柄になってきて、「アリ人間」放映の1999年には取り返しの付かないところまで来ているように見えます。
「魔美」や「チンプイ」の高倉作監回が魅力的なだけに、「アリ人間」で率直に言って「変な顔」になってしまっている事は、残念です。