◆ほっしー さん:
>ドラとは離れますが、パーマン2巻に「スーパー星への道」バージョンの最終回が載っただけでもスゴイのに、さらに「バード星への道」も再録される予定というのは、泣かせますね。
「スーパー星への道」は全集で久しぶりに読む事が出来たのですが、「バード星への道」とはかなり異なる印象を受けました。
その一番の原因はスミレ関係の描き足しですが、それ以外にもママとの別れなどを初めとして、「バード星」版での描き足し・描き換えが多く見受けられますので、F先生としては新作『パーマン』に沿った内容にするとともに、より納得の行く最終回にしたいという考えがあったのではないかと思います。
その後、FFランドではパー坊が復活して、その関係で「バード星への道」も再度改められており、F先生の生前に出た4種類の単行本では全て何らかの違いがあるわけで、それほど思い入れの強い最終回だったのでしょう。
今回、「スーパー星」「バード星」の2種類だけとは言え、ちゃんとバージョン違いを収録できたのは、この全種の編集方針ならではと言えますね。ドラ2巻ではツチノコの初出版ラストの紹介もありましたし、今後も描き換えで変化の激しいものはできるだけ紹介して欲しいです。
できれば、『ドラミちゃん』も、初出版と『ドラえもん』単行本版の両方を入れて欲しいですね。