ドラちゃんのおへや
らくがきじゅう
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◆num さん:
>となると、今までの通説がひっくり返ってしまうことになりますが、ただしこの動画が、何処の局で流したものなのか、出所が全く書かれていません。
>どなたか、「真最終回説」のニュース番組について知っている方がいましたら、是非補足をしていただけるといいんですが・・・。
Wikiに張られていた動画は、97年8月8日に放送された「驚きももの木20世紀」での特集の中の一場面ですね。
あの映像では藤本先生が自分から連載再開を願い出ているようになっていますが、別の資料では逆に編集部側から藤本先生に連載再開の依頼があった、と藤本先生ご自身が述懐していたりすることもあり、そのあたりのことは正直かなり曖昧です。
他にも雑誌に掲載された時点で「つづきます」と書かれていたことから見ても、雑誌掲載の時点でドラの連載は続行することが決定されていたことも窺えますが、映像だと雑誌掲載後の読者からの反応が後押しになって再開を決断する、というようになっているなど、矛盾している点が多く見られます。
結論を言えば、あの映像だけで「さようならドラえもん真最終回説」を補強することはできません。
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◆銀河満月 さん:
>あの映像では藤本先生が自分から連載再開を願い出ているようになっていますが、別の資料では逆に編集部側から藤本先生に連載再開の依頼があった、と藤本先生ご自身が述懐していたりすることもあり、そのあたりのことは正直かなり曖昧です。
この映像は、雰囲気からして、ニュースかバラエティ番組内の1コーナーとして作られたようですが、実際に小学館の当時の担当さんが出演しているので、一見すると信憑性が非常に高そうに見えるんですよね。
>他にも雑誌に掲載された時点で「つづきます」と書かれていたことから見ても、雑誌掲載の時点でドラの連載は続行することが決定されていたことも窺えますが、映像だと雑誌掲載後の読者からの反応が後押しになって再開を決断する、というようになっているなど、矛盾している点が多く見られます。
そう、そこですよね。
初出の時点で「つづく」と書かれていたことについての辻つまが合わないのです。
しかし関係者が出演しているし・・・
昨今の「あるある」騒動を見るに、担当さんの出演部分は出演部分でとっておいて、他はあたかもドラマチックな展開になるように制作会社が構成台本を組み立てていたら・・・
等と邪推してしまいました。
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◆num さん:
>しかし関係者が出演しているし・・・
件の動画をよくよく見ればわかるのですが、
インタビューに答えている平山隆氏は、「『さようなら、ドラえもん』を『各誌』に載せた」と、重大な事実誤認発言をしています。
「さようなら、ドラえもん」が掲載されたのは「小学三年生」74年3月号の一誌のみです。
実際には単なる記憶違いなのでしょうけど。
>昨今の「あるある」騒動を見るに、担当さんの出演部分は出演部分でとっておいて、他はあたかもドラマチックな展開になるように制作会社が構成台本を組み立てていたら・・・
>等と邪推してしまいました。
平山氏個人の発言は記憶違いと考えられますが、事実に反しているのは確かです。
少し調べればすぐにわかることなのに、何も編集せず誤った情報をそのまま流してしまっているこの番組に、果たして一説の根拠とする価値があるかどうか…。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@125-14-11-156.rev.home.ne.jp>
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おおはた(管理人)
- 07/2/12(月) 23:23 -
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◆num さん:
>実際に小学館の当時の担当さんが出演しているので、一見すると信憑性が非常に高そうに見えるんですよね。
銀河満月さんも書かれていますが、おそらくは平山氏の記憶違いと思われる、明らかな間違いが見受けられましたし、藤本先生の心情を紹介するような場面があるのに、その裏付けとなるような資料は一切示されていなかったので、放送された当初から「驚きもものき20世紀」の、「さようなら、ドラえもん」関連のエピソードには疑問を持っていました。
逆に、昨年放映された特番「藤子・F・不二雄からの手紙」では、「ウメ星デンカ」の次のサンデーでの連載として「サラリーマンゴンスケ」の企画があり、藤本先生がそれに乗り気でなかった事が紹介されていましたが、実際に藤本先生が書かれた手紙に基づくエピソードですから、説得力がありました。
>昨今の「あるある」騒動を見るに、担当さんの出演部分は出演部分でとっておいて、他はあたかもドラマチックな展開になるように制作会社が構成台本を組み立てていたら・・・
>等と邪推してしまいました。
私は、まさにそう言う事だろうと思っています。
あの番組は、藤本先生が亡くなられてからあまり間がない時期で、しかも翌年春に映画「帰ってきたドラえもん」の上映があったのですから、それを見越しての演出だったのではないでしょうか。
「さようなら、ドラえもん」が、少なくとも雑誌掲載の時点では既に「最終回」ではなかったことは「つづく」の文字で明らかなのですが、それではどのような意図で描かれたのか。当初は本当に最終回のつもりで描いた可能性も考えられますが、学年誌複数連載のうち、一誌だけ最終回というのも不自然です。
「ドラえもんの最終回」は、多くの人が興味を持っている事柄でしょうから、本気で当時の関係者に証言を取って、どのような状況で「さようなら、ドラえもん」が描かれたのか、脚色のない真実を明らかにする番組を、ぜひ放送して欲しいものです。
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