ドラちゃんのおへや
らくがきじゅう
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のび太の人魚大海戦をDVDで見た感想は一言で言えばぐだぐだでした。なぜこのような出来になったのかを考察していきます。
まず第一の原因は脚本が映画の尺に収まっていないことにあります。脚本を担当した真保さんは小説家であることから小説を書いている感覚で脚本を作っていたから映画の脚本というより小説になってしまって映画の尺に収まっていないわけであります。
第二の原因はこの映画を監督した楠葉監督の演出もろもろに問題があります。具体的に言うと、人魚大海戦に限らずわさドラになってからの映画は30分以内に状況説明が出来ていないからその後の展開に支障をきたしぐたぐたになってしまうわけであります。後監督がこの映画で何をしたかったかまったくわからないこともぐだぐだの原因になっています。同じオリジナル作品でも緑の巨人伝は渡辺歩監督はおそらくひぐらしのなく頃のような作品をドラえもんでやりたかったと緑の巨人伝で感じました。(もっともドラえもんでやる内容ではないが・・・)それに対し人魚大海戦は監督が何をやりたいのかがまったく感じられませんでした。
最後に第三の原因は安直な設定とドラえもんたちを含むキャラクター設定に問題があります。安直な設定は人魚族と怪魚族と人魚スーツのことです。人魚族と怪魚族にそれほどの違いがなく、両方の種族に二足歩行にしたことによって両方の種族の違いがわからずまた人魚スーツなどを出したことによって水生民族でもないのになぜ水の中で暮らし、水中の環境に出来るのかという矛盾を抱えてしまったわけであります。その余波はのび太達にもおよび人魚スーツで水中を泳がせていくのも矛盾があり、テキオー灯を浴びたといっても人間のカロリー消費量が変わるわけでもないので1時間も水中を泳ぎ続けることは出来ません。キャラクター設定に関して言えばドラミを除くと全員生きたキャラクターではないから、せりふも薄っぺらく感情移入も出来ません。
以上のことからこの映画はグラスの破片だけを集めたもので、映画の形にもなっていませんでした。
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もらいもん
- 10/9/27(月) 8:58 -
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私も劇場とDVDで鑑賞しましたが、ぐだぐだというより「なんでこういう展開にするかなあ?」という感じでした。
真保さんは普通の実写映画の脚本もされているので脚本の不備ではないでしょう。
この人魚大海戦はコミック版もでていますがこちらは映画版と異なり「若干ストーリーが違う」非常にうまくまとまっています。(主題歌・帰る場所とマッチしたラストになっています)
なぜこのコミック版をそのまま映画にしなかったのかと思うのです。
緑の巨人伝のときも映画はぐだぐだでしたがコミック版は同じ脚本をもとにしているのになぜかコミック版のほうがうまくまとっまていました。
思うにストーリー案と監督の構成能力が悪いのでないでしょうか?
水田わさび版ドラえもんになってからの映画は30分以内に状況説明が出来ていないとうより作者没後のオリジナル作品は「詰め込みすぎ」「設定が甘い」「構成が悪い」「ドラえもんがSF(すこしふしぎという意味とサイエンスフィクション両方の意味合いで)ではなくファンタジーになっている」というように構成に失敗している作品が多いようです。いかに藤子先生の作品が優れているかわかります。
救いだったのはゲスト声優がわりと上手(さかなくん以外)だったということでしょうか?
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おおはた(管理人)
- 10/10/2(土) 22:34 -
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◆シュン さん:
> のび太の人魚大海戦をDVDで見た感想は一言で言えばぐだぐだでした。なぜこのような出来になったのかを考察していきます。
私も、だいたいは似たような感想を持ちました。
鑑賞した直後に、ブログで感想を書きました(↓)が、
ttp://blog.goo.ne.jp/hballoon/e/0cb598699a0671478f1346da2eb53cb2
スタッフが何をやりたいのかが伝わってこないのは致命的な欠点だったと思います。色々と面白くなりそうな設定は盛り込まれていたものの、ほぼ何一つとして活かされていなかったのは残念でした。
こういった作品こそ、「どうしてこうなった」のか、ぜひ知りたいですから、可能なら脚本とコンテを読んでみたいです。
もらいもんさんが触れられていたコミック版が脚本に忠実だったとするならば、問題はコンテ・演出以降にあったことになりますが、どうなんでしょうね。
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