ドラちゃんのおへや
らくがきじゅう
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ミラドイハ
- 19/12/2(月) 22:21 -
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本日12月2日は、ドラミの誕生日です。
そして、本日は、Web連載中の「キン肉マン」の更新日です。現在、キン肉アタルが活躍中です。
そこで、ドラミとキン肉アタルの共通点について書きます。
「キン肉マン」をご存じない方向けに説明しますと、キン肉アタルは、主人公であるキン肉スグル(通称キン肉マン)の実兄で、作中での登場回数は少ないのですが、かっこいいので、作中登場人物中でトップクラスに人気があります。こういうところは、ドラミに似ていませんか。
アタルは、作者にとって扱いが難しいキャラであるらしいです。ゆでたまごの原作担当の嶋田先生は、アタルを作中に再登場させるに当たり、このようなコメントをなさったことがあります。「出すなら、ちゃんとした役割とか理由がないとアカンわけよ!人気やからこそ、そこが逆にプレッシャーでなあ~。」
F先生も、ドラミに対しては、同じようなお気持ちだったのではないかと、勝手に推察します。
アタルは、作中での初登場は遅かったのですが、その理由については、作中で、キン肉真弓(アタルとスグルの実父で第57代キン肉大王)の口を借りて、このように語られています。「アタルがスグルの危機にも長年姿を現さなかったのは、スグルならこれしきの危機は仲間との友情で乗り切れると判断したから。アタルが出ていくのは、その友情をもってしてもスグルが危機を乗り越えることができなくなったとき。」
何が言いたいのかというと、ドラミが作中に登場する基準は、これと同じだと思うのです。
なお、私は、「大長編ドラえもん」については、初期の原作をいくつか読んだ程度です。それでも、あえて言いますと。
大長編では、原則としてドラミの出る幕はありません。それは、「ドラえもんなら、これしきの危機は、のび太や仲間たちとの友情で乗り越えることができるから」です。
ドラミが助けに来るのは、「その友情をもってしても、ドラえもんが危機を乗り越えることができなくなったとき」です。具体的には、例えば・・・・、
ドラえもんが体を壊して、休養または修理が必要とか。
タイムマシンがなくなって、現代に帰れないとか、のび太を助けに行けないとか。
ドラえもんとのび太が大ゲンカして、仲裁が必要とか。
ママのイライラの原因が、ドラえもんにものび太にも分からなくてお手上げとか。
なお、ゆでたまご先生は、同じく二人組の藤子不二雄先生を大尊敬していて、キン肉マンとテリーマンも、Q太郎とドロンパを意識したキャラだと聞いたことがあります。
「キン肉マン」の超人の多くは、読者投稿超人またはそれに基づいてゆで先生が考えた超人です。
ドラミもまた、読者のアイデアに基づいてF先生が作ったキャラであり、「ドラえもん」には、読者が考えたひみつ道具もあるのでした。
<Mozilla/5.0 (Linux; Android 9; SC-02J Build/PPR1.180610.011) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) SamsungBrowser/9.4...@sp49-97-104-247.msc.spmode.ne.jp>
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おおはた(管理人)
- 20/1/4(土) 22:28 -
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◆ミラドイハ さん:
>大長編では、原則としてドラミの出る幕はありません。それは、「ドラえもんなら、これしきの危機は、のび太や仲間たちとの友情で乗り越えることができるから」です。
たしかに、そうですね。
「魔界大冒険」では、例外的にドラミが助けに来ますが、これ以降は基本的に原作では登場がないことを考えると、一時期のわさドラ映画で半ばムリヤリにドラミを登場させたのは、「大人の事情」がありそうとはわかっていても、無茶な改変だったなあと、あらためて思います。
>「キン肉マン」の超人の多くは、読者投稿超人またはそれに基づいてゆで先生が考えた超人です。
>ドラミもまた、読者のアイデアに基づいてF先生が作ったキャラであり、「ドラえもん」には、読者が考えたひみつ道具もあるのでした。
初期のドラミ、と言うか藤子・F・不二雄ミュージアムに展示されている「ハイキングに出かけよう」の原稿を見ると、ドラミのほっぺに丸が付いていて、それを消した後があるのがわかります。
ドラミのキャラクターデザインについて、F先生はそれこそ直前まで悩まれていたのでしょう。読者のアイディアがあったからこそ、余計にその扱いには気を遣われたのではないでしょうか。
『ドラえもん』にも読者のアイディアから生まれたキャラや道具はあるわけですが、それが数は多くないことを考えると、『キン肉マン』のように多くを読者投稿に拠って、しかもちゃんと作品として成り立っているのは希有な例でしょう。
間違いなく、ゆでたまご先生にしか描けない世界であると思います。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:71.0) Gecko/20100101 Firefox/71.0@112-68-128-114f1.hyg1.eonet.ne.jp>
◆おおはた(管理人) さん:
私も、藤子・F・不二雄ミュージアムに展示されている「ハイキングに出かけよう」の原稿は見たのですが、そういう肝心なところには気が付きませんでした。さすが、おおはたさんです。やはり、同じものを見ても、見る人によって、見えるものが全く違います。
原画がいかに貴重な資料であるかも、あらためて教えられました。今回、おおはたさんからご教示いただいた事項などは、原画を見ないと絶対に分からないことですので。
期間限定で原画の撮影ができる時に行こうとも思ったのですが、諸般の事情で行きませんでした。無理してでも、その期間に行くのだったか。
今回、色々とご教示をいただいたからには、もう一度見に行きたいところですが、展示最終日の1月30日までにもう一度行くのは難しいかも知れません。近所に住んでいれば、もっと行きやすいのに、と、どうしても思います。
<Mozilla/5.0 (Linux; Android 9; SC-02J Build/PPR1.180610.011) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) SamsungBrowser/9.4...@sp49-96-5-118.mse.spmode.ne.jp>