ドラ映画がなぜこれほどまでにつまらなくなったか、藤子F不二雄先生なき後のドラ映画はちょっとだけつまらなくなったがまだドラえもんの映画であったがリニューアルされた後のドラ映画は年を追うごとにひどくなっていった。なぜつまらなくなっていったかを私なりの考えで述べてみます。つまらなくなった理由1はドラ映画の定番である食事シーンの無さである。(あっても少ししか描かれていない)食事シーンが無いことがドラ映画の特徴である地に足のついた感覚が得られず内容が薄っぺらくなってしまう。逆にエヴァンゲリオン破やひぐらしはちゃんと食事シーンが描かれており、それによって感動や恐怖につながっていくわけである。こうした食事シーンを描いていないからドラ映画の定番であるゲストキャラの交流が薄っぺらくなってしまう。
つまらなくなった理由2はテンポの悪さである。新魔界大冒険では必要ではないところで長回しをし、必要であるところをちゃんと描いていないからテンポが悪くなりつまらなくなってしまう。
つまらなくなった理由3は最近のドラ映画のテーマに入っている親子の絆である。この親子の絆を毎回やっているからこそ毎回感動作になってしまい、金太郎飴化してつまらなくなってしまう。ちなみにドラ映画で感動作と呼べるものはのび太の恐竜と宇宙開拓史と鉄人兵団とおまけして雲の王国である。これらの作品はそれぞれのテーマで感動作にしており毎回同じことをして感動作にしていない。
つまらなくなった理由のうちつまらなくなった理由3こそがドラ映画がつまらなくなってしまった最大の原因である。この理由3は制作委員会方式の弊害かもしれない。このようにつまらなくなった理由を改善しないことにはドラ映画が面白くなることは無いかも知れません。