2011年のドラ映画は鉄人兵団のリメイクであることは、今年のドラ映画は見ていないがkoikesanととむさんとおおはたさんのブログで知っていました。リニュアールされた後のドラ映画のひどさから鉄人兵団のリメイクには期待していないこともさることながら、なぜ今鉄人兵団のリメイクなのか正直わかりません。
その理由は、鉄人兵団が公開された年はロボットアニメ全盛期であり、F先生は当時のロボットアニメブームとロボットアニメのプラモデルを取り入れて作ったのが鉄人兵団であります。F先生は当時の子供たちの流行を作品に入れるのがとてもうまく、鉄人兵団はロボットアニメ全盛期でありロボットアニメのプラモデルを取り入れているから、ザンダクロスを組み立てることは、ロボットアニメのプラモデルを作ることの日常の延長上であることから当時の子供たちがのび太君達に共感し、おもちゃのつもりで作ったのが実はとんでもない破壊兵器を作ったことで非日常へと移行していきます。このようにF先生は流行を入れつつロボットであることの必然性を出しているから、じつにすごいです。
このように当時のロボットアニメブームとロボットアニメのプラモデルを取り入れて作ったのが鉄人兵団であります。今は当時のようにロボットアニメブームではないため今の子供達が公式サイトの予告にあったようにばらばらの状態から組み立てるくだりにはぴんとこないため、なぜ今鉄人兵団のリメイクなのか正直わからない理由です。まあそれでも脚本に真保さんでないことは一歩前進したといえるが、それでも上記の理由から期待はできません。
それでも絶対にしてはならないことはリルルを非声優にさせるのだけは絶対にやめてください。演技が下手だったら感動が台無しになるからです。