◆シュン さん:
> この辺からリアルタイムで見ていたわけで思い入れが入っていますがその辺はご了承ください。
思い入れがあって感想を書かれることは、いいことだと思います。どうぞご遠慮なくお書き下さい。
> 雲の王国からですが、大人になって気づいたことはドラえもんとのび太達がちゃんと外交を天上人相手にしていることです。
密猟団が雲もどしガスを乗っ取った後の行動が派手なだけに、ドラたちの方が悪いかのように見えてしまうところですが、天上人が非常に上から目線なのに対して、ドラえもん達はなんとか対等の立場で交渉をしようとしていますね。
確かに、こういう描写は大人になってからの方がよく理解できるものだと思います。
> ブリキのラビリンスは、理屈抜きの短編の楽しさを描いた作品であり、ブリキンホテルで遊ぶシーンがそれを象徴しています。
「ブリキの迷宮」は、迷宮探検という要素が非常に魅力的な舞台に映り、はたしてどのようにこの迷宮を解くのかとドキドキしていましたので、ドラえもんの道具で一発解決になってしまったのは、残念でした。
この作品については、当初の構想とは後半の展開が変わったのかなと見ています。
> 夢幻三剣士は異色作で、ジャイアンスネ夫が途中退場するという変わった構成をした作品でした。後映画のラストシーンがかなり印象的でした。
原作・映画とそれぞれの魅力がありますが、何度も流れる「夢の人」や、ラストシーンの学校など、この作品については映画版の演出が印象深いです。
> 雲の王国のコロコロ連載時の藤子プロの絵巻物語が載っていればなおよかったわけですが載っていなく残念でした。
短編ドラでは、全ページ代筆でも載せていたのですから、今回収録されなかった絵物語版は、余程F先生の関与した部分が少ないと判断されたのでしょうね。特別資料室扱いでもいいので、載せて欲しかったところではあります。