来月にのび太の大魔境のリメイクの発表があると思いますのでそれに先立ってダブランダー軍の考察をしてみたいと思います。
結論から言ってダブランダー軍が世界を征服するのは不可能である。戦力から言ってアメリカ軍や自衛隊などの先進国の軍隊は言うに及ばず、大魔境の舞台であるザイール共和国軍(現コンゴ民主主義共和国軍)にも及びません。理由は現代戦争戦は何百キロにも及ぶアウトレンジ戦が主体であり、ダブランダー軍の主力の火を吐く車、空飛ぶ船は何百キロどころか数メートルの射程範囲内しかない完全ロートル兵器であるため現代戦争に全く対応できません。しかも装甲が木であるから対戦車用の対物ライフルなどを用いなくてもアサルトライフルのみを装備している1小隊が効率よく動けば贔屓目に見てもダブランダー軍は1時間以内に全滅し、ふつうにみても30分以内に全滅するでしょう。
しかもダブランダー軍はザイール軍だけでなく背後にいるアメリカ欧州軍(現在ならアメリカアフリカ軍)と交戦しなければならず、これを考えると100%世界を征服するどころか、死の行進になるだけです。
のび太君たちは劇中では気づいてはいなかったが、ダブランダー軍の暴挙による王国の滅亡を未然に防げたのである。