◆シュン さん:
お返事が遅くなったために、話題が古くなってしまい恐縮ですが、シュンさんがおっしゃるとおり、『まんが道』『愛しり』が未完とならず、A先生のお元気なうちにご自身の手で完結されられた事は、大きな意味があると思います。
最後の4ページがカラーというのも『怪物くん』の連載最終回が思い起こされて、心憎い演出でした。単行本ではモノクロページになってしまったのは、実に残念です。
> 島本和彦先生曰く、巨匠が書いた自伝的作品であり、島本和彦版まんが道アオイホノオは島本先生曰くまだ巨匠にもなっていない普通の漫画家が書いた自伝的作品であると島本先生はおっしゃっていました。
『まんが道』の第1部「あすなろ編」の時は、A先生というか漫画家・藤子不二雄先生はすでに『オバケのQ太郎』で大ヒット漫画家になったあとですが、その時期では「巨匠」といえるのかどうかは少し疑問があります。
もちろん、藤子先生はその後もヒット作を連発されて、現在は押しも押されもせぬ巨匠だと思います。いわば、『まんが道』はA先生の藤子不二雄としての日々に寄り添ってきたような作品だと言えるのではないかと思います。
そのような作品が完結した事は、寂しくもありますが、今後のA先生の新作にもまだまだ期待したいです。