◆もらいもんさん:
>次回のドラえもんは「白ゆりのような女の子」が放送されますが、このお話はのび太のパパの子供のころの学童疎開の話なのですが、現代にこの話をやるのは無理がありすぎませんか?のび太が小学五年で10歳としてパパが30歳の時に子供を作っても「ママは37歳です」40代になります。
>今年で戦後60年たっているので、終戦の年のお話でもパパは70歳になってしまいます。
この話や「ゾウとおじさん」などはドラの初期エピソードの中でも秀作の部類に入りますので、新作として蘇るのには何ら異論はありません。
それどころか、現実の時代の流れが過ぎれば過ぎるほど実際に無理が生じてしまう戦時下エピソードもちゃんと手を付けたというところは好感でした。
ドラえもんの原作の魅力をありのままに伝えるという今作のコンセプトに従っていますね(その割に、変なところに配慮して描写をちょこちょこと変えているところが多いですが。今回もパパやのび太が先生からぶっ飛ばされるシーンが、まるでイギリスのTV映画のようにブツッと切れているところがいやはや・・)
でも・・やっぱり一緒に見ていた子供達から質問が来ましたよ。「ところでパパは何をしているの?」。
個人的には、作品の冒頭あたりにドラやパパなどを解説風に出して「この作品は発表が35年前でありますが・・あえて原作のままに・・」などとちょいと注釈でも入れてくれると助かったんですがね。
何の説明もなく、「パパが子供の頃・・空襲を逃れて・・」とやられると今では確かに厳しいですな・・
でもこのエピソードをあっさり放送したということは、「ゾウとおじさん」もやりそうですね。