現在も放映中の「キャラクター大分析シリーズ」ですが、毎回面白さにかなり幅があると思います。
これまで放映された中で、私が一番面白かったのはジャイアンの回でした。元々ジャイアンというキャラクターが強烈なのでファンクラブネタをはじめとしてテンションの高い話が多く、こう言ったキャラ限定の特集でも、面白くなって当然という面はあると思います。
逆に、ジャイ子や出木杉となると、メインとなるエピソードが限られてきますから、どの話にするかを選ぶ段階で苦労している事は想像に難くありませんし、実際の放映を観ても、やはり無理していると感じました。
ジャイ子のエピソードは、茂手の話を集中させなくても、片方は「まんが家ジャイ子先生」か「虹のビオレッタ」にした方がよかったと思いますし(いずれにしても漫画ネタですが)、出木杉については「出木杉グッスリ作戦」が既に放映済みだったせいか「透視シールで大ピンチ」が来ましたが、出木杉話としての印象は弱いでしょう。
今年3月までの恐竜エピソード連発の時にも思いましたが、「ドラえもん」は多種多様なエピソードが描かれているのが魅力の一つなので、無理に何かのくくりを付けて特集を組まず、原作単行本のようにバランスのよい構成で放映して欲しいと、今回のキャラクター特集でもあらためて感じました。
◆かりんとうさん:
>来週は「のび太DAY」とのことですが、放送するエピソードである「ネコののび太いりませんか」の「ネコネココネコネココネコ」というサブタイトルは舌を噛みそうです。
>原作をまだあまり読んでいないのでもしかしたら伏線なのか?と考えたりもしていますが、どうなのでしょう
もうご覧になったでしょうから、おわかりかと思いますが、伏線でも何でもありませんね。私は、サブタイトルの煽り文句自体反対派ですが、どうしても付けるのなら、このような意味不明なものではなく、思わず観たくなるような惹きつけられる文句にして欲しいと思います。