◆かりんとう さん:
>のび太がしずかの家を覗いた道具は、原作でも大山ドラの話でも「密閉空間探査機」だったはずです。
>ところが先週のアニメでは「密閉空間探索機」とされていました。
>これは単なる勘違いでしょうか?
前回のドラを観返しましたが、確かにセリフでも道具紹介のテロップでも「探索」に、なっていますね。
おっしゃる通り、特に名前を変える理由も思い当たらず、またアニメのアレンジだとしても非常に分かりにくいものですから、単純にスタッフが勘違いしたのではないかと思います。
それにしても、脚本・コンテ・演出、そして監督のチェックと、何人もの人の手を経て作られるはずのアニメで、そのまま通ってしまったというのは不思議ですが。
ちなみに、大山時代には原作の誤植がアニメでも使われてしまった例があります。それは、1991年放映の「船舶びんづめ材」で、原作はてんコミ45巻「ボトルシップ大海戦」です。
この話で「船舶びんづめ機」が登場していますが、初出では「船舶びんづめ材」となっており、誤植だと気付かずアニメでも「材」のまま作られてしまいました。その5年後に45巻に収録された際に、ようやく原作は「びんづめ機」に直されたとのですが、アニメの方は直せず1999年に「びんづめ材」のまま再放送されています。
このような例もあるくらいですから、探査と探索を間違えても不思議ではありませんが、せっかく原作を尊重する方向で作っているのですから、スタッフの方々には気をつけて頂きたいですね。