◆ともえもん さん:
>皆さんはなぜ、旧ドラをおっておいてTBSのパーマンや日テレ、TBSのオバQなどをくわしく調べようとしないんですか?
私自身、もちろん旧ドラ以前の白黒藤子アニメにも興味があります。
では、なぜ旧ドラ並に調べようとしないのか、私の事に限って言えば、大きく分けて二つの理由があります。
一つ目は、「どの作品も、旧ドラほど極端な「幻の作品」ではなかった」と言う事です。
白黒藤子アニメはソフト化されておらず、なかなか観る機会がないのは確かですが、BSを中心に一部のエピソードは特番で再放送されていますし、「怪物くん」などは地上波民放の全国ネット番組「ギミアぶれいく」で1本放送されています。
それに、誰でも観られるというわけではありませんが、藤子ファンサークルの上映会でも白黒作品はたびたび上映されています。また、横浜の放送ライブラリーでも「パーマン」「怪物くん」の一部のエピソードが鑑賞可能です。
要するに、白黒作品は、旧ドラのような2,3年前まで全く映像の現存が確認されず、それどころかスタッフすら正確に伝えられていなかった状態とは違って、その気になれば観る事の出来る作品で、古くはあっても「幻」ではなかったのです。だから、私は白黒作品よりも新しいにもかかわらず、謎に包まれた存在だった旧ドラに、より興味を惹かれ、調べていったのです。
二つ目の理由は、ケデラッタさんも書かれていますが、「旧ドラ」一作品ですら、
資料を調べて、サイトとしてまとめるには何年もの時間をかけており、とても他の作品にまで手を出す余裕はなかったと言う事です。
古いアニメがDVD-BOXになる時には、素材が調査されますが、これはプロが仕事としてやっているにも関わらず、完全に調べあげるのは至難の業のようです。
このような現状を鑑みれば、素人が白黒時代のアニメについて調べるのが、いかに大変な事であるかはわかるかと思います。
もちろん、それでもなお自分は白黒「オバQ」を調べて、サイトを開くんだという方がもしいらしゃったら、大変期待してしまいますし、ぜひそのサイトを見せていただきたいと思います。
今回のともえもんさんの書き込みは、おそらく単純に不思議に思って書き込まれたのでしょうけど、お返事は結構長くなってしまいました。
逆にお尋ねしますが、ともえもんさんご自身は、書かれていたような古い作品について興味はお持ちなのでしょうか。もし、詳しく知りたいという気持ちをお持ちであれば、御自身で調査されることを、お勧めします。