藤子作品だけの問題でないので、書くべきか、胸に納めるべきか、迷いましたが、昨夜放送された「マツコ&有吉の怒り新党」は聞き捨てならない内容でした。番組に寄せられた「映画を見た時、原作との違いにケチをつける人にイラっとする」というメールへの回答が気に入らなかったのです。
もちろん、原作ファンの中には有吉サンが言うように「オレの知識の方が上なんだ!」と周りを見下す嫌なヤツはいると思います。けれど、私が原作と違うアニメや映画などを嫌うのは「好きな漫画が、こんなくだらない話だと世の中で理解されてしまう…」と悲しむからです。全てをそういう醜い人種だと片付けた上、我々の要望が日本中のクリエーターを潰すなどと言われたのだから、たまったものではありません。皆さんはどう思いますか?
ちなみに私は漫画や小説の映像化は、必ずしも原作通りでなければいけないとう考えはありません。ただ、原作をイジりたいのなら徹底的にやるべきだと思います。話は全然違うのにキャラクターの外見は原作に似せてる映像化が、私にとって一番やっかいなのです。それに比べて、ハリウッド版「ドラゴンボール」のような原作に興味がない人でも別物だと分かる映像化は、精神的に余裕が持てます。
「マツコ&有吉」は以前、世界3大のコーナーで藤子漫画を取り上げましたが、それだけに昨夜の放送は残念でした。