先日のこどもの日に上野の国立こども図書館に行って、中央公論社から出た藤子不二雄ランド版ドラえもんを読んできました。しかし読んでみて一番に気になったのは、ネームに句読点(、や。)がないことですね。マンガ全般ではむしろない方が多いのですが、ドラの場合はてんコミをはじめとして句読点があるのを当り前だと思っていたので、読んでいて慣れない感じがしました。
ところで、「人間すごろく」という話にスネ夫が「音符のように〜すれちがってゆくのよ〜」と歌うコマがあります。小生はてんコミ45巻でこの話を読んだとき、なぜ松田聖子の「天使のウインク」なのだろうと疑問に思っていたのですが、これはFFランドに収録された当時(1985年)流行していた曲だったのですね。これで長年の疑問が解けました(笑)が、雑誌初出時にはどんな歌だったのか、96年にてんコミに収録されたときにもなぜそのままだったのかが気になるところです。そうかと思うと、同じてんコミ45巻の「トロリン」では、「王選手のホームランボール」が、「松井選手」に変更されています。
あと、「ロボッターの反乱」も、てんコミ19巻ではのび太がラジオに「ピンクレディーを入れろ」と命令していたのが、FFランド22巻では「小泉今日子を入れろ」に変更されています。今出ているてんコミではどうなっているのでしょうね。
あとFFランドを読んでいて、「チンプイ」をまとめて読んでみたくなりました。でも今は絶版品切れ状態で、古本屋で探すしかないのでしょうか。