◆テーピング さん:
>自分は大山ドラえもんの後期〜末期が個人的に全盛期なのですが、後期〜末期ってあまり人気がないのはなぜでしょう?
私も、末期大山ドラに対して自分の感じた事を、述べさせていただきます。
渡辺歩氏の演出担当回のような過剰表現もあまり好きではないのですが、印象に残るという点では評価できると思います。実際、テーピングさんの挙げられている好きなお話も、渡辺氏の担当回が多いですね。
問題は、渡辺氏以外の演出家の回の方が大きいと思っています。特に、21世紀に入って以降の最末期は、ほぼまったくと言って記憶に残らないエピソードばかりでした。アニメオリジナル回の場合は演出だけでなくつまらない脚本にも問題がありますが、たまに放映された原作付きの回(その大半はリメイク)でも、原作と比べると驚くほどつまらなくアレンジされており、観ていて失望したことを覚えています。
その「つまらなさ」の原因を挙げるとすれば、厳しすぎる自主規制や、話のテンポの悪さなどになると思います。一言で言うと、末期大山ドラは「型にはまりすぎている」のです。突き抜けるところがほぼ無いと言っていいので、面白くならなかったのでしょう。
>あまり人気のない末期ですが、末期でなにか一つでもお好きな作品がございましたら教えてください。
末期で好きなエピソードを挙げるとすれば、通常放送での最終エピソードとなった「45年後…」です。原作を過不足無く、淡々と描いていたのがいい効果を上げていたと思います。