◆ともえもん さん:
>オバQを単行本を買うのと図書館などで、複写するのと、どっちが安いでしょうか?
FFランド「オバQ」の本編は一冊約180ページですから、20巻で3,600ページ。
国会図書館では見開き2ページで1枚と計算しますので、1,800枚。
よって、1,800×25.2=45,360円(税込み)となります。
対して、FFランドを集めた場合ですが、バラで集めるかセットで一気に買うかで値段は変わってきます。仮にセットだとすると、現在名古屋の某マンガ専門古書店では、税込み136,500円ですので、単純に値段を比べれば雑誌からコピーした方が安いですね。
しかし、
>・交通費や送料などあまり関係ない物は含めない
これらのものは、「あまり関係ない」で切って捨てられるほど安くはありません。
私の場合、名古屋から新幹線で往復すれば、2万円はかかります。さらに、国会図書館は本を借り出してからコピー完了までの1サイクルに早くとも1時間は見るべきですので、何度も通わなければ20巻分のコピーはできません。日帰りで5往復しただけで交通費は10万円となり、コピー代と合わせればFFランドのセット価格より高くなります。
もちろん、東京近辺在住の方なら交通費はかなり抑えられますが、それでも前述のように国会図書館は効率が悪いので、単行本20冊分のコピーはおそろしく手間がかかります。さらに、「オバQ」は少年サンデーと学年誌の両方に載っていましたから、上野のこども図書館にも行く必要があります。毎週土曜日に行ったとしても、最低3ヶ月はかかるのではないでしょうか。これを値段に換算するとかなりのものです。
現在は、直接図書館に行かなくてもインターネットから申し込み可能ですが、1回に30件となっていますので、収録話数を考えると10回以上はかかるでしょう。この場合は、送料もバカになりませんし、しっかり何年何月何号と指定する必要があるので、直接来館より厄介かも知れません。
これらの事を考慮すると、FFランドで集めた方が総合的には安い気がします。特に、社会人は毎週土曜日に図書館通いができる人など、あまりいないでしょう。私も、「ドラえもん」の未収録を全部揃えるだけで、何年もかかりました。
「オバQ」に関しても、単行本の代わりを目的とするよりは、むしろ未収録を入手するために、いずれ図書館通いをしたいと思っています。その前に、まだ揃っていないFFランドを早く集めたいですね(残り3冊)。
以上、ご参考になれば幸いです。