◆もらいもん さん:
>映画ドラえもんの翼の勇者たちと宇宙漂流記とロボット王国と太陽王伝説は原作短編のどの話がもとになっているのですか?
「南海大冒険」は、前半部分がかなり「南海の大冒険」と「無人島の大怪物」からとられていますが、「宇宙漂流記」以降は、どんどん原作短編との関係が希薄になっているように思います。
まず「宇宙漂流記」は、導入部分で「宇宙探検すごろく」を使っていますね。もっとも、名前が「スタークラッシュゲーム」に変わっていますが。ページ数からすると、原作からの引用部分は「南海」よりも、かなり少ないです。
続く「太陽王伝説」は、「タイムホールとトリモチ」が出てきますが、「モアよドードーよ、永遠に」は、関係ない内容ですね。「T・Pぼん」の「チャク・モールのいけにえ」を取り入れているように感じます。
「翼の勇者たち」になると、「バードキャップ」が登場する他は、原作短編との関わりはかなり希薄です。「ロボット王国」も、特に元になる原作短編はないでしょう。
このように、「ロボット王国」まで、ほぼオリジナルの路線だっただけに、「風使い」「ワンニャン」で、元になる原作がわかりやすい形で使われるようになったのは、ちょっと意外でした。
個人的には、最後の2作の方が、メインに原作のアイディアが入っている分、比較的楽しめました。