ドラえもん、のび太、静香、スネ夫の四人で、空き地で人形劇をしようとするが、「おれにもやらせろ」とジャイアンがわりこんで劇をメチャクチャにしてしまい、観客がいなくなってしまった。そこでドラえもんは「ぼくらだけでやろう」と、人形が自分で動くようにさせる「自動人形劇」を使って劇を楽しむが、またまた途中でジャイアンが出てきて、劇で使っている柿(のび太のおやつ)を取り上げて食べてしまった。
ドラえもんは、ジャイアンをさるの役にして『さるかにがっせん』で仕返しをしようと考え、自動人形劇をセットした。のび太は「はちやくりやうすの人形がないよ」と言うが、ドラえもんは「シナリオさえ入れればなんとかなるさ」と、適当な感じだ。
ジャイアンが家に帰ると、何かにすべって転んだ。見るとそれは、はちみつの空きびんだった。その後ジャイアンは母ちゃんに「うすを物置にしまうの手伝っておくれ」と言われて二人でうすをかついで運ぶが、途中で母ちゃんが「くりごはんを火にかけたままわすれてた」と言って離れてしまい、ジャイアンはうすにおしつぶされて、めでたしめでたし。