ジャイアンにとられたヨーヨーを取り返したいのび太に、ドラえもんは「手にとり望遠鏡」を貸した。これは、見えるものを大きくしていって、取りたいものに手が届きそうになったらさっと手をのばすと目標の物が取れるのだ。のび太は、どろぼうネコで練習した後、首尾よく空き地のジャイアンからヨーヨーを取り戻した。
夜になり、のび太は「ただの望遠鏡としてもつかえるね。」と、手にとり望遠鏡で夜空を眺める。そのうち、「星がきれい……。手がとどきそうだ。」と言いながら本当に星を取ってしまい、のび太の部屋が星でうまってしまった。「つい手がでちゃった」と弁解するのび太だった。