ドラちゃんのおへや

復元光線

Case1 ミスや誤植の訂正

No.巻数頁数復元後(昔の版のセリフ)復元前(現在の版のセリフ)
(1)164おれのお金あげます。よおれのお金あげますよ
(2)489ノビ太くんのび太くん
(3)494なぐられたはずみにふまれたはずみで
(4)4155もう、ゆるさないさもう、ゆるさないわ
(5)6104しずちゃんがが……しずちゃん……
(6)6124負けないだろうドラミ負けないだろうドラミちゃん
(7)6137カバ田の家だっけジャイアンの家だっけ
(8)976のびちゃんのび太さん
(9)1025もうかえるるの?もうかえるの?
(10)1196えっ、みよちゃんも?えっ、しずちゃんも?
(11)11103野比のぶ子先生をごしょうかいします野比玉子先生をごしょうかいします
(12)12164日本で午後二時というとこっちの十時にあたるのか日本で午前八時というとこっちの0時にあたるのか
(13)12177ドイツ時間だと午前二時日本時間だと午前二時
(14)12189日本時間では……まだ夜日本時間では……まっ昼間
(15)13170やあ、滑川くんか。やあ、骨川くんか。
(16)1554ぼくが犬になるじゃないかおれが犬になるじゃないか
(17)15121気をつけてよよっ気をつけてよっ
(18)167よしきたモシモマシンを。よしきたもしもボックスを。
(19)18175六回目は百年たってからだよ。七回目は百年たってからだよ。
(20)2154デカライト貸して。ビッグライト貸して。
(21)23186十日以上かかるな。十時間以上かかるな。
(22)44155 今夜はおもしろかった。またいつかやろう。
のび太そうだ!もう一ぺんだけかして。
ドラ「?」
のび太月の軌道も少しずつ地球に近づいてると、きいたから…。」
ドラマイナスボタンで時間をもどすこともできるよ。
のび太つまりあべこべになるの?かして。
ドラ「?」
のび太月の軌道は少しずつ地球から離れてるときいたから…。」

 まずは小手調べとして、ここでは、設定上おかしなセリフや明らかな誤植、事実誤認など、修正して当然と言える例を集めてみました。
 はじめに、(1)(5)(9)(17)は、文の改行に伴うミスで、変な所に読点が付いたり、改行前後で字がだぶってしまったものです。てんコミではセリフの無理な改行が結構多いので、こういう例は探せば他にもあるかも知れません。
 (18)(20)は道具名が違います。設定変更の例としてCase2に入れようかとも思ったのですが、これらは「ヘリトンボ」などと違って1回しか別名が出ていないので、単純に名前を間違えたと判断しました。
 (19)(21)は数字の間違い。(19)は単なる数え間違い、(21)は電池の持続時間として同じ話の中に「十日」と「十時間」の二つが出てくるので、増刷時に「十時間」に統一されました。
 (3)の場合、友情カプセルのコントローラーは踏まれているので、セリフもそれにあわせて修正されています。
 (16)はいまいちよくわかりません。いれかえロープでのび太と性格が入れ替わったジャイアンのセリフなので、「ぼく」でもいいと思うのですが、ジャイアンらしい「おれ」に変更されています。
 (12)(14)は、日本とドイツの時差に関するミス。変更前後を比較すると分かりますが、時差がまるっきり逆になっています。絵の変更はないので、修正後のセリフには少し無理を感じます。
 (22)はオチに関わる会話が丸々変更された、大がかりな例です。のび太が年月圧縮ガンで月を地球に近づけようとするのですが、「月の軌道は少しずつ地球から離れてる」が正しいので、元のセリフではまずかったわけです。
 最後に、(6)(8)(10)(11)ですが、これらのセリフが出てくる話は元々「ドラえもん」ではなく「ドラミちゃん」という独立した作品で、キャラクターも「ドラえもん」とは別人でした。それを、顔や名前を変更して登場人物を「ドラえもん」のキャラにした上で、てんコミに収録したのです。しかし、一部に変更されないままの古い設定のセリフが残りました。これも一種のミスと言えるでしょう。このために「カバ田って何者?」といった謎が生まれてしまいました。(8)は呼び名の変更ですが、これも、ドラミはのび太郎には親しく「のびちゃん」と呼びかけるが、のび太には他人行儀に「のび太さん」と呼ぶと言うことなのでしょう。(6)は、その逆ですね。


Special Thanks

ガン子さん…(17)
き〜ぼ〜さん…(1)(2)(3)(4)(5)
ケデラッタさん…(22)
sawaharuさん…(9)