「コロコロ文庫をぶっとばせ」とは非常に挑戦的なタイトルですが、こんな名前を付けたのには、もちろんちゃんとした意味があります。これがどのような趣旨のコーナーなのか、それを説明するためにはまず「コロコロ文庫」について説明しなければなりません。
「コロコロ文庫」は正式には「小学館コロコロ文庫」であり、この文庫で『ドラえもん』をはじめとする多くの藤子作品が刊行されていますが、特に『ドラえもん』については、テーマ別に編集されていると言う大きな特徴があります。主にてんとう虫コミックスに収録された中から、様々なテーマごとに作品が選ばれています。同じテーマの作品をまとめる事で、一味違った新鮮な気分で『ドラえもん』を読んでもらおうという狙いなのでしょう。
と、狙いはいいのですが、実際に選ばれたテーマを見てみると、どうも無理を感じるものが多いのです。「恋愛編」「0点・家出編」あたりは妥当な作品が選ばれていると思いますが、3冊目の「恐竜編」には「異説クラブメンバーズバッジ」のような、恐竜とは関係のない話も入っています。これは、ページ数の都合でこじつけたのでしょうか。そして、4冊目の「未来・宇宙編」以降はテーマが漠然としすぎていて、収録作品を見てもどうもしっくりと来ません。さらに、テーマのネタが切れたのか「ドラミ編」以降はキャラクター別の編集となっていますが、これもタイトル通りのキャラがあまり活躍しない話があったり、以前に出た巻と同じ話がもう1回収録されたりと、無理に編集している感は否めません。
そこで、思いついたのがこのコーナーなのです。コロコロ文庫よりもっと具体的なテーマに沿って『ドラえもん』の短編作品を分類して、作者である藤子・F・不二雄先生がどんなジャンル・テーマに特に関心を持っていたかを明らかにしたいと考えています。
そんなわけで、本コーナーでは毎回一つのテーマを決めて『ドラえもん』全作品の中から、テーマに沿った内容の作品を紹介していきます。
久々更新の当コーナー。今回は、これまでのテーマの分け方とはちょっと異なりますが、番外編として『ドラえもん』作品世界に登場した、たくさんのスーパーヒーロー達を、取り上げます。
『ドラえもん』の作中では、のび太達の読む漫画やテレビのアニメ・特撮など、様々な場面で多くのヒーローが登場して、のび太たちは彼らの活躍に熱中しています。もっとも、のび太一人がのめりこんで、周囲はしらけている、なんて事も多々あるようですが。
ともかく、彼らの活躍をまとめてみたいと思い、今回の番外編を企画しました。媒体により、「漫画編」「テレビ編」「OVA編」の三つに分けて、ご紹介します。
漫画編 | |||
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ヒーロー名(登場エピソード) | 巻数 | 初出 | 紹介 |
ライオン仮面 (「あやうし!ライオン仮面」) | 3 | 四・71・6 | あまりにも有名な、フニャコフニャ夫先生の代表作。やられる場面しか描かれていないので、その実力は全くの未知数。そして、その弟がオシシ仮面。もしかしたら、こちらの方がより有名なのではないだろうか。彼らの従兄弟・オカメ仮面の容姿も気になるところだ。敵のくらやみ団は、「もはや、のがれることはできんぞ」で、これまたお馴染み。 いずれにしても、おそらく説明の要はない作品だろう。 |
スペースシンドバッド (「週刊のび太」) | 17 | 六・78・5 | 手塚治虫先生(の、能力を身につけた「まんが製造箱」)による250ページ読み切り(これ1作だけで本が出せる気がする)マンガの主人公で、鉄腕アトムとジェッターマルスを混ぜて2で割ったような外見。アニメ化されたら、声はやはり清水マリか? |
怪星王ドガチャーン (「人間ブックカバー」) | 27 | 三・82・4 | 作品タイトルと、のび太によるセリフの読み上げしか手がかりがないが、おそらく宇宙冒険マンガと思われる。「ドガチャーン」は、主人公ではなく敵の名前だろうか。 |
エスパー君 (「自動買いとり機」) | 29 | 三・83・7 | のび太がボロボロになるまで読み込んだ、フニャコフニャオ先生のマンガ。もっとも、読み過ぎてあきてしまったようだが。主人公は、サングラスをかけた、うさんくさそうな少年で、あまり格好は良くない。 |
宇宙剣士バイロン (「未来図書券」) | 41 | 五/六・89・11 | こちらもフニャコ先生の作品だが、画風が変化している。何があったのだろう。「ハラハラコミック」11月号にて、最終回。バイロンが去っていく感動的なラストだったようだ。 |
時空パトロール7 (「未来図書券」) | 41 | 五/六・89・11 | 「宇宙剣士バイロン」の翌月より、引き続きハラハラコミックで連載が始まった、フニャコ先生の最新作。「時空パトロール」と言うタイトルの割には、扉絵に巨大ロボットらしき物が描かれているのが気になる。のび太によって盗作された。 |
テレビ番組編 | |||
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ヒーロー名(登場エピソード) | 巻数 | 初出 | 紹介 |
あらわし仮面 (「正義の味方セルフ仮面」) | 12 | 六・76・7 | その名の通り、鷲の面を被ったヒーロー。のび太は熱中しているが、ドラは冷めた目で見ている。なお、FFランドでは「アラワシ仮面」。片仮名になっただけで、結構印象がちがう。 |
UFOレンジャー (「ハロー宇宙人」) | 13 | サ増・76・8/10 | 地球の平和を守るために戦う、4人(?)の戦士。戦隊物なので、てっきり5人だと思っていたが、少なくとも画面内には4人しか映っていない。デザインのモチーフはトランプのマークなので、4人でいいのか。 |
宇宙ターザン (「宇宙ターザン」) | 16 | 五・78・3 | のび太にとって憧れのヒーローであり、のび太自らの努力で打ち切り回避して、視聴率40%越えを達成させたほどの番組。「ほんとのファンなら、落ち目の時にこそおうえんしなくちゃ」は、作品に対するファンのあり方を考えさせられる名言。 |
ウルトラ・ボーイ (「主役はめこみ機」) | 17 | 五・78・5 | スネ夫がエキストラ出演した特撮番組。シャンデリア型UFOが襲ってきた。「主役はめこみ機」の力により、その回のウルトラ・ボーイはのび太になっていたので、本来どのような顔なのかは不明。 |
ムテキマン (「平和アンテナ」) | 25 | て・81・6 | 敵の「アクマーン」と戦うヒーローだったが、「平和アンテナ」の力で和解してしまい、そのまま番組は終了。冷静に考えて見ると、ヒーローの存在意義そのものを否定するような、ひどい最終回だと言う事になってしまう。後期「宇宙ターザン」と同様に、生放送番組だったのだろうか。 |
ウルトラセブンイレブン (「テレビとりもち」) | 26 | て・81・11 | どこかで見たような外見のヒーロー。スポンサーは、あの有名なコンビニチェーンだろうか。「テレビとりもち」によるハプニングのため、ジャイアンが特別(?)出演した。 |
建設巨神イエオン (「キャラクター商品注文機」) | 28 | て・82・9 | 素晴らしすぎるネーミングと大工姿で、『ドラえもん』作中の架空ヒーローとしては「ライオン仮面」と並んで有名だと思われる。おそらくロボットアニメで間違いないとは思うが、のび太は本を見せてドラえもんにイエオンを説明していた。雑誌の記事でも見せたのだろうか。 |
ミケちゃんマン (「クロマキーでノビちゃんマン」) | 30 | 三・83・2 | 元ネタは「オレたちひょうきん族」内コーナーの「タケちゃんマン」だが、この「ミケちゃんマン」は単独番組らしい。倒された巨大ゴキブリ怪人のおっさんが、何となく可愛くて、哀愁も感じられる。ドラ世界における名悪役なのかも知れない。 |
宇宙ターザン (「「時門」で長〜い一日」) | 31 | 三・81・7 | 再度の登場。雑誌連載と同じだけの時が経っているとしたら、打ち切り危機から既に3年経過しているが、まだ続いている。特撮ヒーロー物としては異例の長寿番組となった本作だが、のび太のせいで主役の宇宙ターザンが倒れて入院してしまった。 今度こそ、打ち切りだろうか。それとも、主役交代でのりきるか。いずれにせよ、1ヶ月先まで怪獣のストックも使ってしまっているので、危険な状態だ。 |
鉄人戦士 (「時差時計」) | 32 | 六・83・7 | タイトルと本編一場面しか確認できないため、詳細不明。本編の画面を見ると、アニメのようだ。 |
コンドルマン (「フクロマンスーツ」) | 34 | 四・80・4 | 元ネタは「コンドールマン」(1975年放映)だろうか。本話の発表された時点で既に、5年前の古いヒーローだったので、この時期に使われたのは不思議だ。正体は、メガネをかけたさえない感じの青年。 |
魔女っ子ノブちゃん (「魔法事典」) | 37 | 二・82・6 | のび太も熱中している魔女っ子アニメ。呪文は「テケレッツノパー」。元ネタは、「魔女っ子メグちゃん」だろう。本作以外で、のび太が女の子向け番組を好んで観ている描写はなく、非常に珍しいケースと言える。 |
ゼイ肉マン (「タイムふしあな」) | 36 | 三・84・9 | 元ネタは「キン肉マン」だが、画面が一切作中に出ていないため、超人プロレスアニメかどうかは不明。ドラの「今週もゼイ肉マンが勝った」と言うセリフから判断すると、1話完結型の番組である可能性も高い。 |
宇宙戦士ジュゲム (「上げ下げくり」) | 43 | 四・85・3 | イメージ的には「鉄人戦士」に近い。やはりアニメだろうか。詳細不明。 |
宇宙探偵サラバ (「一発逆転ばくだん」) | +3 | 四・84・7 | 「一発逆転ばくだん」のせいで、宇宙怪獣に負けてしまい、そのまま番組終了。いかにも打ち切り臭い唐突な最終回は「ムテキマン」と同じだが、敵に負けている分、こちらの方が余計に格好悪いと思う。 |
スターマン (「イメージ灯」) | TCS4 | 二・78・5 | のび太の説明によると、ストーリーは「スターマンがね、悪者と戦って、やっつけるんだ」。これを聞いたドラえもんは「ちっとも面白くない」と言っていたが、テレビのヒーロー番組のあらすじを単純化すれば、大抵の作品はこうなるだろう。 |
エスパー少年隊 (「わりこみビデオでテレビ出えん」) | PC8 | 三・79・5 | ケン隊長と仲間たちが、魔界の王「ダサーイ」と戦う。ドラえもんも思わずのめり込んで観てしまうほどの人気番組。しかし、エスパーの敵が魔王というのは、ミスマッチな気もする。 |
ウルトラワン (「ウルトラワン」) | --- | 一・70・9 | 名前そのまんまで、ウルトラマンに犬を混ぜたようなヒーロー。「新 オバケのQ太郎」に登場した「ブルトラマン」とは親戚同士だろうか。カラー番組だが、野比家は白黒テレビで視聴していた模様。 ちなみに、同名で別人の「ブルトラマン」が『ドラえもん』の「本物ライト」(PC10)におもちゃとして登場している。こちらもテレビヒーローの可能性が高い。 |
ウラトルマン (「まほうのとけい」) | --- | 一・71・3 | 「ウルトラワン」からわずか半年で、またもや登場したウルトラマンもどきヒーロー。「ウルトラワン」の続編シリーズかも知れない。 |
ウルトラヒーロー (「ウルトラヒーロー」) | --- | 二・84・1 | そして、時代が変わってもウルトラもどきヒーローは生き続けるのだった。「ウルトラマン」が特撮ヒーローを代表する存在であるので、ネタにしやすいのだろう。「ウルトラセブンイレブン」以外が単行本未収録なのは、円谷プロへの配慮だろうか。 |
OVA編 | |||
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ヒーロー名(登場エピソード) | 巻数 | 初出 | 紹介 |
うる星ケニヤ (「空ぶりは巻きもどして…」) | 35 | 六・84・4 | 野生児の少女が象に乗って戦うアニメらしい。スネ夫によると「まだ、発売されていないビデオ」で、「劇場公開に先だってみられる」と言う事なので、本来はOVAではなく劇場用映画として作られたが、スネ夫のコネでビデオの形で入手した、と言う事か。 |
スーパーコアラッコ (「アニメばこ」) | 44 | 二・85・3 | 大人気マンガのアニメ化作品。なぜか、アニメ化発表前にスネ夫がビデオを入手している。テレビアニメではなくOVAと言うところに、時代が感じられる。現代なら、1クールの深夜アニメにでもなっているのだろうか。 |
以上、『ドラえもん』作中に登場したヒーロー達を、ご紹介しました。
まず、漫画編では、何と言ってもフニャコフニャ夫先生の活躍が目立ちます。「ライオン仮面」から「宇宙剣士バイロン」まで、長きに渡って少年向けヒーロー漫画を描き続けているのですから、ドラ世界では巨匠の一人なのでしょう。なお、ここでは取り上げていませんが、「ほしい人探知機」(32巻)では、原稿を一回落としてしまっています。それでも漫画家を続けていられるのですから、相当の人気と実力がある事が伺えます。
次に、テレビ番組編。アニメ・特撮が混在しています。ここでは、2度にわたって登場した「宇宙ターザン」が、別格と言えます。いつの間にか生放送番組になっているところも興味深いですね。「宇宙ターザン」以外のヒーローは、現実世界に元ネタがある物と、無い物に分ける事が出来ますが、元ネタが無さそうな作品の中では「宇宙探偵サラバ」あたり、一体どんなヒーローだったのか、ぜひ観てみたいです。名前からして、いかにも怪獣にやられて逃げ帰りそうですね。あとは、のび太ならずとも「イエオンスケッチブック」はぜひ欲しいアイテムです。
そして、OVA編。小学生向けの作品にOVAと言う媒体はそぐわない感じがしますが、それでも2作あったのは意外でした。考えてみると「スーパーコアラッコ」は、テレビアニメの先行編として作られたのかもしれません。
さて、この番外編をやろうと思ったきっかけは、昨年10月にアニメで「あやうし!ライオン仮面」が放送された事でした。「ライオン仮面」のみならず、作中に登場したヒーロー達を、まとめてみたいと思ったわけです。
ところが、実際に作り始めてから知ったのですが、すでに同様の企画を行っているサイトがありました。「ドラえもんFanClub」さんの「もどりライト2」や、「ドラえもんのおしいれ」さんの「劇中劇スペシャル」、「USO800」さんの「ドラえもん 偽キャラデータベース」などが、該当します。
(関連リンク)
・「ドラえもんFanClub」
・「ドラえもんのおしいれ」
・「USO800」
当ページ制作中に、これらのサイトを拝見した時には、これだけのデータベースがあれば十分じゃないかと思いもしたのですが、せっかく始めたものは完成させたい気持ちがありましたし、「ヒーロー」に的を絞って取り上げる事で、他のサイトにはない個性を出そうと思い、公開する事にしました。その点を、念のためお断りしておきます。
今回は、ヒーローに特化する方針のため、作中に登場したテレビ番組であってもヒーロー物でないか、判断不能な「ボロコン」「名犬ラッキー」「ピーマン」などは取り上げていませんし、「スーパーダン」は明らかにヒーローですが媒体がはっきりしないので除外しており、その点では「かめライダー」「バンダム」も、同様です。
さて、『ドラえもん』という存在自体、現実世界の子供にとっては一種のヒーローなのですが、あくまで等身大の存在であり、のび太をはじめとする子供達と同じ立ち位置にいます。だからこそ、ドラえもんは親しみのある友達なのでしょう。
それに対して、いつもドラえもんと一緒にいるのび太が、テレビや漫画のヒーローに熱中している姿は、微笑ましくも贅沢に思えてしまいます。ドラがそばにいながら、さらに他のヒーローにも夢中になれるのですから、何と幸せなのでしょう。
最後になりましたが、今回ヒーロー達を調べた副産物として、作中に登場した数々の漫画作品を、一緒に確認しました。その中で、明らかにヒーロー物と思われる作品は、上で紹介していますが、それ以外にギャグマンガやジャンル不明の作品も、多数登場しています。
せっかく調べたのに、それらの作品を放置しておくのももったいないので、オマケとしてヒーロー物以外の漫画作品を、簡単にご紹介しておきます。
ヒーロー物以外の漫画作品 | |||
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作品名(登場エピソード) | 巻数 | 初出 | 備考 |
モライもんとヒロイもん、ナイン テン、プラスチックの靴 (「百年後のフロク」) | 13 | 四・76・2 | 元ネタ『ドラえもん』「ツー スリー」「ガラスの靴」 |
冒険太郎 (「オーバーオーバー」) | 13 | 五・76・12 | |
ベルデカ (「悪魔のパスポート」) | 13 | 四・76・6 | 元ネタ「ベルサイユのバラ」+「がきデカ」 |
どくろ山のたから (「宝さがしごっこセット」) | 13 | て・77・3 | |
ドタバタくん (「のび太の部屋でロードショー」) | 18 | 三・73・6 | 爆笑ギャグマンガ |
オハゲのO太郎 (「キャラクター商品注文機」) | 28 | て・82・9 | 元ネタ「オバケのQ太郎」、二十年前にはやったまんが。O太郎は、Q太郎とドロンパを混ぜたような感じ |
Drストップ アバレちゃん (「まんがのつづき」) | 31 | て・82・5 | 元ネタ「Dr.スランプ」もしくは、アニメ版「Drスランプ アラレちゃん」 |
ジャンボーグX、すっとびけん太 (「バリヤーポイント」) | 31 | 三・82・12 | 「ジャンボーグX」の元ネタ「ジャンボーグA」 |
ガラスのカメ (「自動返送荷札」) | 34 | 四・84・10 | 元ネタ「ガラスの仮面」 |
オイラくん (「ずらしんぼ」) | 39 | 五・86・3 | ジャイアンが珍しくスネ夫に貸した。「おもしろいのなんのって」 |
タンキくん (「タイム・ルーム 昔のカキの物語」) | 40 | 四・88・7 | 元ネタ「のんきくん」 |
ネズイヌくん (「出ちょう口目」) | 41 | 三・85・5 | |
マジカルキャップ (「万能クリーナー」) | 42 | 三・90・2 | 元ネタ「まじかるハット」。またしても方倉先生の作品。 |
アストロ学園、ギャグラくん、暗黒死神島、星くずのアダージォ、マシュマロウーマン (「アニメばこ」) | 44 | 二・85・3 | 「アニメばこ」でアニメ化した |
ビンクルくん (「おれさまをグレードアップ」) | 44 | 三・86・6 | |
ロンくん (「南海の大冒険」) | 45 | 三・80・9 | |
ハッタリくん (「地図ちゅうしゃき」) | 45 | 二・85・12 | |
スター・トラック (「トカゲロン」) | PC2 | 二・84・6 | 元ネタ「スター・トレック」 |
忍太だ (「ロッカーカッター」) | PC11 | 三・84・2 | |
まゆ毛くん (「タイム手ぶくろとメガネ」) | PC14 | 三・85・11 |
[当コーナーデータ記載方法および注意]
・取り上げる作品のデータとして、単行本巻数、初出誌、作品内容を掲載しています。
・単行本の巻数は、数字のみはてんとう虫コミックス(数字に「+」が付く場合は「ドラえもん プラス」の巻数)「TCS」はてんとう虫コミックススペシャル「ドラえもんカラー作品集」、「FF」は藤子不二雄ランド、「CC」はカラーコミックス、「PC」はぴっかぴかコミックスを表します。巻数なしは、単行本未収録作品です。
・初出は、最初の漢数字が「小学○年生」の学年、次の数字が西暦の下二桁、最後の数字が掲載月号を表し、「四・77・4」は、「小学四年生」1977年4月号掲載となります。数字でなく「よ」の掲載誌は「よいこ」、「幼」は「幼稚園」、「て」は「てれびくん」、「サ増」は「少年サンデー増刊号」です。
・作品内容は、現在容易に読めるてんとう虫コミックス(「プラス」「スペシャル」含む)と、ぴっかぴかコミックスについては、簡単なあらすじにとどめていますが、FFランドやカラーコミックスでしか読めない作品や単行本未収録作品は、詳しく内容を紹介して、結末までネタばらしをしています。その場合、文章の後半は文字を反転させないと読めないようにしてありますが、ご注意下さい。
バックナンバー |
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